純 ~ 無口な清楚同級生を、妄想で犯しまくる。~

2次元 BSS

2次元BSS作品『 純 ~無口な清楚同級生を、妄想で犯しまくる。~ 』

作品詳細

『純~無口な清楚同級生を、妄想で犯しまくる。~』

――斉藤は、どんなセックスをするんだろう。

後ろの席の女子、斉藤は、いつも無言でプリントを受け取る。
知ってるのは

隣町から電車通学でいつも遅刻気味なこと
なにかの運動部に入っていること
友達はいるけど無口な女子

それ以外は話したこともない。

――けど。

斉藤はどんなセックスをするんだろう。

考え出すと止まらなくて
もやもやして、胸が熱くなる。

後ろの席の同級生との、ささやかな青春の一ページ。

作品サンプルを少々・・・

BSS-Fandom の所感を少々

多少内容に踏み込んで所感を書きますので、以下ネタバレ感があります。

絵の好みはそれぞれだと思いますが、私には好感の持てる絵でしたね。なんか好みが合わないと、ストーリーが好みでも読み進みにくいタイプですので以降、ご紹介する作品は、絵は好みの上で紹介しているんだと思っていただければと思います。

ストーリーは、主人公と、席の前後で隣り合って、プリントを回す程度の「接触」がある「異性」である「斉藤蓮」がヒロインです。
ある日、ヒロインが知らない男子と親しげに談笑するところを目撃して、「彼氏いたのかよ」といつものノリで、その男子「誰だかわからない実在の男」とヤリまくる妄想をしてしまいます。そのうちに主人公が女の子と話すようになって距離感が縮まり、主人公の中で、「後ろの席の無口な可愛い子」から「気になる女の子」に変わっていきます。
そうなると、主人公はショックで学校を休むようになってしまいます。主人公の「興味」は既に無意識に「好意」を変わっていて、ヒロインの女体に「興味」を抱き、「性の対象」と捉えているだけではなく、ヒロインそのものに好意を持ってしまうのです。

遠い昔、学生時代によくあるような話・・・自分の妄想の中で好きな女の子をいつも何か下の名前で呼んで妄想したり、夢見をしたりといった経験を思い出しました。男子であれば、そういった経験は、あるのではないでしょうか?そういう思春期的な微妙な気持ちや異性との距離感が今作でも上手く表現されていて、何か懐かしさを覚えながら読み進めました。

~ 仲のいい友達もいるし、部活だって楽しいし、学校生活だって悪くない。勉強はそこそこだったけど、なぜか女のコの受けは良くなかった・・・。そんな自分の学生生活を思い出しますね。私の憧れの女のコは、同級生でも超絶カッコいいバスケ部の主将とお付き合いしてましたし・・・・。そんな片思いの彼女に告白することもできずに(かなわないと思っていたからでしょう)、ふと遠くから見ていた時の気持ちを懐かしく思い出しますねぇ。 ~

当然ながら、ヒロインのセックスシーンは全編が妄想・夢で描写されています。ヒロインが実際にどんなセックスをしているのか?続きが気になるところではありますが、作品のコンセプトではここまで。なんとも言えないジレンマを感じますがここがBSS作品の良い所です。
主人公の男子の気持ちは、誰しもが通るであろう『思春期の儀礼』を通過している真最中。男子は、年齢の割にちょっとガキで幼く未熟なものです。妄想だけは先行する、少々こじらせ気味な感情は、男子ならよく判るはずです。その一方で同級生のヒロインは、無口だけど社交性がないわけではなく、飾り気のないけど隠れ美人です。

今作では、ヒロインは主人公のフィルターを通して表現されているので、ヒロインの何気ない一つ一つの仕草が自分に好意があるように変換されちゃいます。ちょっと笑っただけで好意を抱いているんだ・・・と感じたりします。
でも、実際はそんなことはなく、最終的には声を掛け合うくらいの仲になった所でストーリーは終了します。主人公にしてみれば、ようやくスタートラインに立ったといった感じですが、ここまでのストーリーで十分に『BSS』が表現されていると思います。
まぁ、女子に言わせると「チョロい男」として映っちゃうのでしょうね。普通に「チョロい」です。でも純だからこそ「チョロい」んです。「チョロ」くて良いのだと思います。(by BSS-Fandom)

BSS-Fandom のおすすめ度   4.0

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